<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom"><title>カクメイ製作所</title><link href="https://kakumei.localinfo.jp"></link><subtitle>自己満足な心の高ぶり&#xA;その境地に達したとき&#xA;&#34;カクメイ&#34;が起きたと人は言う</subtitle><id>https://kakumei.localinfo.jp</id><author><name>Okieffe</name></author><updated>2016-11-19T05:44:07+00:00</updated><rights>健康で文化的な生活</rights><entry><title><![CDATA[種と土]]></title><link rel="alternate" href="https://kakumei.localinfo.jp/posts/1633533/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/132999/6f386e5c10de5f9bdf8659e435cfc690_3127015b6d3b777d8c7da7ba56c62760.jpg"></link><id>https://kakumei.localinfo.jp/posts/1633533</id><summary><![CDATA[蒔いた種が根付く前に湿りすぎて土の中で腐ってしまうくらいに、今年の９月はずっと雨だった。わたしは土を耕すのも、種を撒くのもやめて、ただただ自然が自然のままに過ぎていくその真ん中に居ようにした。それは波に、自分の揺れと呼吸を合わせてプカプカと体の半分は水の中、半分は大気に触れて、浮かんでいた感じだった。今日は雨だから、今日という日をはなかったことにした。という風にダラダラと寝転がってスマホをいじり、本を読み、寝落ちする私。誰に何を言われようと、言われないとしても、かすかに影響されはするけれども、変わらなかった常に脈を打ち呼吸をし、考え、夢をみて、汗をかき水を飲む。動きっぱなしの体の中を抑制させるのは、裏ずけも何もないけれど、理屈は分からないけれど、どうしても何もしないことが必要な気がする、という言葉にならない気持ちだった。そういうときには、直感のようなものがよく働いて、”いい感じ” と ”いやな感じ” っていうのがぼんやり雰囲気が見えてくるピンとこないなと感じたら、一歩も動かなくなってしまう。この４月から９月までに、１０種類以上の野菜やハーブの種をまいた。そのうち、うまく根付いてくれたのはトマトとタイムだった。それ以外の植物は見失ったり、途中で枯れてしまったりした。さっさっさっと土に混ぜてばら撒いたハーブの種たちは、風に吹き飛ばされてしまったもの雑草が生い茂るスピードを知らなかったために埋もれてしまったのも水が通り抜けない容器に植えて、雨の次の日に見たら水浸しになってたのも何よりもあれもこれも手を出して、手に負えなくなって、たくさんのごめんなさいをしてしまうの。なんとか、トマトは教えてもらった、支柱とわき芽を取るのもやって、大家さんが肥料を分けてくれたおかげでぐんぐん伸びてたくさん実って、最後の方はアリにたくさんあげた。タイムはなんでか増えてて、ぎゅうぎゅうになってるのを間引きしてたら、また元気になって。今年はたくさんの植物の種を芽吹かせてあげれなかったけれど、来年はあれとこれとそれを植えましょうと自分のペースでできそうで、楽しみで、嬉しい。ありがとうをした。一本の糸がこんがらがって、それを緩めて解いて、何かがこびりついていて手を止めて、それをぬぐって。そんな風にまだまだ、私はまっすぐではないけれどひたすら日常と向き合って人と自然と交流して自分の大事なものを守ることを傷ついたり、嬉しくなったり、悲しくなったり、怒ったり、しながら楽しくてどうしようもない自分になっていく。大事にしたいものをちゃんと大事にできる自分になる理屈は分からないけど、希望は持っている。そうゆう直感がピンとはる。]]></summary><author><name>Okieffe</name></author><published>2016-11-19T05:44:07+00:00</published><updated>2016-11-19T05:44:07+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<p>蒔いた種が根付く前に湿りすぎて土の中で腐ってしまうくらいに、今年の９月はずっと雨だった。</p><p>わたしは土を耕すのも、種を撒くのもやめて、ただただ自然が自然のままに過ぎていくその真ん中に居ようにした。</p><p>それは波に、自分の揺れと呼吸を合わせてプカプカと体の半分は水の中、半分は大気に触れて、浮かんでいた感じだった。</p><p><br></p><p>今日は雨だから、今日という日をはなかったことにした。</p><p>という風にダラダラと寝転がってスマホをいじり、本を読み、寝落ちする私。</p><p>誰に何を言われようと、言われないとしても、かすかに影響されはするけれども、変わらなかった</p><p><br></p><p>常に脈を打ち呼吸をし、考え、夢をみて、汗をかき水を飲む。</p><p>動きっぱなしの体の中を抑制させるのは、裏ずけも何もないけれど、</p><p>理屈は分からないけれど、どうしても何もしないことが必要な気がする、</p><p>という言葉にならない気持ちだった。</p><p><br></p><p>そういうときには、直感のようなものがよく働いて、</p><p>”いい感じ” と ”いやな感じ” っていうのがぼんやり雰囲気が見えてくる</p><p>ピンとこないなと感じたら、一歩も動かなくなってしまう。</p><p><br></p><p>この４月から９月までに、１０種類以上の野菜やハーブの種をまいた。そのうち、うまく根付いてくれたのはトマトとタイムだった。</p><p>それ以外の植物は見失ったり、途中で枯れてしまったりした。</p><p>さっさっさっと土に混ぜてばら撒いたハーブの種たちは、風に吹き飛ばされてしまったもの</p><p>雑草が生い茂るスピードを知らなかったために埋もれてしまったのも</p><p>水が通り抜けない容器に植えて、雨の次の日に見たら水浸しになってたのも</p><p>何よりもあれもこれも手を出して、手に負えなくなって、たくさんのごめんなさいをしてしまうの。</p><p><br></p><p>なんとか、トマトは教えてもらった、支柱とわき芽を取るのもやって、</p><p>大家さんが肥料を分けてくれたおかげでぐんぐん伸びてたくさん実って、最後の方はアリにたくさんあげた。</p><p>タイムはなんでか増えてて、ぎゅうぎゅうになってるのを間引きしてたら、また元気になって。</p><p>今年はたくさんの植物の種を芽吹かせてあげれなかったけれど、</p><p>来年はあれとこれとそれを植えましょうと自分のペースでできそうで、楽しみで、嬉しい。ありがとうをした。</p><p><br></p><p>一本の糸がこんがらがって、それを緩めて解いて、</p><p>何かがこびりついていて</p><p>手を止めて、それをぬぐって。</p><p>そんな風にまだまだ、私はまっすぐではないけれど</p><p>ひたすら日常と向き合って</p><p>人と自然と交流して</p><p>自分の大事なものを守ることを</p><p>傷ついたり、嬉しくなったり、悲しくなったり、怒ったり、しながら</p><p>楽しくてどうしようもない自分になっていく。</p><p>大事にしたいものをちゃんと大事にできる自分になる</p><p>理屈は分からないけど、希望は持っている。そうゆう直感がピンとはる。</p><p><br></p><p><br></p>
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			<p>2016年の8月は週に三日は炎天下にパラソルで日陰を作って、お弁当屋さんの店番をしていた。</p><p>久しぶりに会う友達に焼けたねと、初めて会う人にはサーフィンやってるんですか？と聞かれるくらいの日焼けをし、</p><p>さっきゴクリと飲み込んだ水が、どうゆう風に体の中を巡って吸収され、どの瞬間汗になってるか（本当のところはどうかわからないが）を初めて実感した。</p><p>着ているワンピースはどんどん汗にまみれて、体にまとわりついた。</p><p><br></p><p>流行っているわけでもなく、すごく閑散としているわけでもない、この街とこのお弁当屋さんにお客さんは1日に多くて10組くらいで、お店番というそのままの言葉の意味で、そこに居さえすればいいのだった。</p><p><br></p><p>1日５時間勤務の間ただぼーっとすることができないので、読書に没頭しながら合間に接客し、おばちゃんと世間話をしたり沈黙したりながら賄いのお弁当を食ベ、過ごしていた。</p><p><br></p><p>お盆が過ぎ、８月後半に差し掛かったある日、</p><p>すごくわずかに灼熱の太陽のエネルギーがすこし離れ、</p><p>すごくわずかに冷たく乾燥した香りを含んだる風が肌をかすた、</p><p><br></p><p>確かな感覚で、秋に変わった。</p><p><br></p><p>1日の一番エネルギーが溢れる時間に直に自然の中にいると、毎日同じようで全く違うことが分かる。</p><p>ちょっと前まで、コンクリートジャングルのなかのマンションの一室と、大小様々な大きさのカフェの往復に生活を捧げていたから、すっかり鈍っていたんだな、暑いか寒いか、晴れか雨か、乾燥しているか湿気ているか。極端なことしか気にしていなかった。</p><p>あぁ、わたしは以前よりも自然に近しいところにいて、ずっと敏感に、感覚が澄んでききたんだな。</p><p><br></p><p>後からじわじわと、その秋に変わった日のことを気になり調べた。</p><p>中国から日本に伝わり江戸時代から使われている暦、</p><p>二十四節気（太陽が1年かけて地球の周りを移動する天空上の道筋を15度ごと24等分して、一年を約15日ずつ分けた季節のこと）というものがあるそうで。</p><p>そのなかで、秋を感じた8月23日頃は、処暑（しょしょ）といって、夏の暑さの峠を越して、秋の気配を感じる日とされている。</p><p><br></p><p>おぉ、合ってた。</p><p><br></p><p>今よりももっと生きることが自然と近しかった時、満ち欠けする月を見て、変わりゆく太陽の位置を見て、過ぎ行く季節を肌で感じ、刻んで。</p><p>ほんのわずかにガラッと変わるから、名前をつけたくなるのもわかる。処暑ね。処暑か。</p><p><br></p><p><br></p>
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			<p>昔から続く農家の広〜い敷地</p><p>スケールの大きな地球の音楽祭</p><p>びろちゃんに声をかけてもらって</p><p>コーヒースタンド出店</p><p>アミさんのお菓子と一緒ににこにこ販売しました。</p><p>とーーーっておきの豆を仕入れたので</p><p>美味しく美味しく淹れられたコーヒー</p><p>みなさん感動してた</p><p>わたしも感動した</p><p><br></p><p>お昼からずっと暖かな自然と一緒に過ごして</p><p>まったくわたしは自然と一体化していたと思う</p><p>夕方になって夜になって、太陽が沈むグラデーションも</p><p>よるに溶けたわたしの目や体や呼吸や全てが</p><p>満点の星をすんなり受け入れる</p><p><br></p><p>それだけでこのイベントはとっても素敵だったと思う</p><p><br></p><p>ありがとうございました</p>
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			<p>２０１６年７月１６日</p><p><br></p><p>雨予報が晴天に！</p><p><br></p><p>はたまた</p><p>蕎麦打ち職人とりさん</p><p>と</p><p>古民家農家びろちゃん</p><p>にまじって</p><p>今度はスパイスたっぷりレモネードをつくりました</p><p>暑い中音楽聴きながら、エネルギーいっぱい浴びて、自分も元気が出るように、</p><p>しっかりビタミンCとハチミツの滋養と、</p><p>ダッシュできるようなスパイス。</p><p>今回はコーヒーおやすみ＾＾</p>
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			<p>&nbsp;2016年6月16日</p><p>古民家びろえむ邸にて</p><p>蕎麦の実を使ったパエリアや、</p><p>びろちゃんのお野菜をふんだんに使った土間ご飯。</p><p>そんな空間に馴染むよう、</p><p>わたしは、コーヒー、ハンドドリップ</p><p>豆は二種類ご用意</p><p>薪ストーブでお湯を沸かし</p><p>手挽きミルで豆を挽き</p><p>飲むための器は一つずつ魂のこもった作品を用意し</p><p>その時ピンときたものを選んでもらう</p><p>どの器にしようかなーと目の前で選んでもらって</p><p>飲むその人のテンションを溶け込ませたコーヒーは</p><p>毎回淹れる味が違うでしょう</p><p>会の最後には、楽しい空間に溶けてしまって</p><p>わたしは、ふにゃふにゃになってしまいました。</p>
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]]></content><rights>健康で文化的な生活</rights></entry><entry><title><![CDATA[感覚に入る瞬間]]></title><link rel="alternate" href="https://kakumei.localinfo.jp/posts/872432/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/132999/9e5864f95b63cc70488159a59a85a945_8755dfb1eea3c1ef44e32dce776521bd.jpg"></link><id>https://kakumei.localinfo.jp/posts/872432</id><summary><![CDATA[感覚に入る瞬間パスタを沸騰した鍋に入れしばらくすると少しの芯を残してちょうどよく水分が含まれてぷっくりと茹で上がった黄色くうっすら透き通ったキラんとするとき私の心がうっすらとまわるく一周軽くなるどこにでもある誰もが一度はそこに出くわしているだろうことただのこの出来事を言語化して誰かと共有はしてこなかったけれどなんどもパスタを茹でてなんどもちょうどいい茹で加減を探してじっとパスタを見つめてやっとわかったこの瞬間を見つけたとき私だけの宝物のようななんとも言えないぐっと奥歯を噛み締めて頭の両はじがキュッとなるそんな感覚に入る瞬間を私は日常にたくさん抱えている上を見ましょうどんどん進みましょうとなんだか誰に言われたんだかわからないけれどなんとなくその方が良いような気がして上ばかり見ようとしていたら首やからだやこころのあちこちが痛くなって立ち止まって下を向くふと目に止まった道端に落ちている誰のでもないただそこにある石が自然としゃがんで思わず拾った石がとても綺麗だった]]></summary><author><name>Okieffe</name></author><published>2016-05-30T14:32:05+00:00</published><updated>2016-05-31T12:17:12+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
		<div>
			<p>感覚に入る瞬間</p><p>パスタを沸騰した鍋に入れしばらくすると</p><p>少しの芯を残して</p><p>ちょうどよく水分が含まれてぷっくりと茹で上がった</p><p>黄色くうっすら透き通ったキラんとするとき</p><p>私の心がうっすらとまわるく</p><p>一周軽くなる</p><p><br></p><p>どこにでもある</p><p>誰もが一度はそこに出くわしているだろうこと</p><p>ただのこの出来事を</p><p>言語化して</p><p>誰かと共有はしてこなかったけれど</p><p><br></p><p>なんどもパスタを茹でて</p><p>なんどもちょうどいい茹で加減を探して</p><p>じっとパスタを見つめて</p><p>やっとわかった</p><p>この瞬間を見つけたとき</p><p><br></p><p>私だけの宝物のような</p><p>なんとも言えない</p><p>ぐっと奥歯を噛み締めて</p><p>頭の両はじがキュッとなる</p><p>そんな感覚に入る瞬間を</p><p>私は日常にたくさん抱えている</p><p><br></p><p>上を見ましょうどんどん進みましょうとなんだか</p><p>誰に言われたんだかわからないけれど</p><p>なんとなくその方が良いような気がして</p><p>上ばかり見ようとしていたら</p><p>首やからだやこころのあちこちが痛くなって</p><p>立ち止まって下を向く</p><p><br></p><p>ふと目に止まった</p><p>道端に落ちている誰のでもないただそこにある石が</p><p>自然としゃがんで思わず拾った石が</p><p>とても綺麗だった</p>
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			<p class="">ダブルベッドがやっと入るくらいの広さの部屋に、セミダブルのベットを収めて寝室にした。</p><p class="">その部屋には向かい合っている二つの小さい窓があり、窓には太陽が昇ってきていることをうっすら感じれるぐらいの厚さの布をカーテン代わりに覆っている。</p><p class=""><br></p><p>ここ１ヶ月は、目が覚める身体と、起きたい気持ちの波長が足並み揃うまでベッドの上でダラダラ過ごす。掛け布団をこねくり回して、ちらっとカーテンの隙間から太陽を覗いて、起きる決心がつく。それから、パンが焼けるのも、お湯がわくのも、のそのそと一呼吸、一呼吸おきながら動作する。</p><p><br></p><p>それぐらいのペースだと、朝には朝にしか感じることのできない、きゅっと身が引き締まるような空気が漂っていることがわかってくるもので、</p><p>徐々に明るくなってくるのを目を瞑りながらも感じ、今日は曇りだなとか、晴れだなとか、気温とか湿度とかも肌で感じる。その影響の延長線上でコーヒーじゃなくて白湯の気分とか玄米茶だとか、自分のコンディションも全部ベッドから降りるまでにだいたい決まってる。</p><p><br></p><p>ふと、今まで過ごしてきた朝はなんだったんだろうと不思議に思った。</p><p>実家に住んでいるときは起きるのが苦手で、朝の時間はほとんどないようなものだった。前の晩のうちから、10分の支度で家を出れるようにシュミレーションして実際、遅刻ギリギリまで寝ていた。ごはんやパンを食べて口の中がもったりしたり、パサパサになるのも嫌で、朝ごはんをちゃんと食べなさいと言う母親とよく衝突していた。</p><p><br></p><p>東京に出てからもそうだった。</p><p>朝なんてものは、深夜ラジオを聴きながら寝落ちするためにわざとつけっぱなしにしていたラジオアプリを消し、ベッドの上で聞き逃した後半の部分をyoutubeで検索して、聞きなおしながら支度をする為のものだった。深夜から朝までのラジオ漬け生活に対して、世界一幸せな過ごし方をしているのだと確信していた。</p><p><br></p><p>その反面、雑誌とかでよく見かける”ていねいな暮らし”っていうのを目にするたびに、コーヒーは豆から挽いてる優雅な時間の過ごし方とか、なんだか自分とは遠い世界のものだと思いつつ、歯がゆい気持ちにもなっていた。</p><p><br></p><p>今ではすっかり深夜ラジオをリアルタイムで聴かないし、髪を後ろで括って頬紅だけ塗って自転車で駅まで全速力なんてしない。コンビニで買った納豆巻きを頬張りながら仕事の段取りもしない。</p><p><br></p><p>1年前、ほんと偶然に今の住んでいる場所に出会い、とっても気に入った。そこはただ自然が生活が近くて、生活費も安い、そんなに忙しく稼がないといけない訳ではない。1年前にあんなにしっくりこなかった”ていねいな暮らし”をしているのは少しおかしいけれど、周りの環境に自分の本来の感覚が自然に呼応してそのあと、思考が付いて行動してくるようなそんな感じなんだ。</p><p><br></p><p class="">好きで心地の良いもの、形や大きさを変えながら、私の生活にちゃんと入っていて、バランスを崩したり、とったりしながら私はでこぼこと生きている。</p><p><br></p><p>今の私は、日中にケラケラとラジオを聴きながら制作しているし、お出かけする時はすきな服と軽くお化粧をするし、天気が良い日は自転車でぴゅーっと海まで行く。</p><p class=""><br></p><p class=""><br></p>
		</div>
	
	<div>
		<figure>
			
		<a href="https://candidarts.wordpress.com">
			<img src="https://candidarts.files.wordpress.com/2014/06/img_33905.jpg" width="100%">
			<small><b>Candid Arts</b></small>
			<br>
			<small>promoting the arts and arts education</small>
		</a>
		</figure>
	</div>
		<div>
			<p>CANDID ARTS</p><p>"PORTFOLIO EXHIBITION"</p><p>イギリスにある、ギャラリーで、自画像グループ展に出展します。<br></p><p>彼が去年参加したギャラリーで、今年は私が参加します。</p><p>実際に足を運ぶことができないのは切ないけれどね。</p><p>イギリスにいる人は良かったら覗いてみてね。</p>
		</div>
	
		<div>
			<img src="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/132999/726b3b8eec819bfdd2e2031408426a90_d7686ce63b14a4e6803befba030439e0.jpg?width=960" width="100%">
		</div>
		
]]></content><rights>健康で文化的な生活</rights></entry><entry><title><![CDATA[ハッピーバースデー]]></title><link rel="alternate" href="https://kakumei.localinfo.jp/posts/717166/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/132999/bd1ceedff6cec793a566406450bf5b81_985c714021793ac4475a51c7df4cd04c.jpg"></link><id>https://kakumei.localinfo.jp/posts/717166</id><summary><![CDATA[夕ご飯も食べ終わり、一人ずつ順番にお風呂に入り、私は発泡酒を飲みながら、一人はタバコを吸いながら、一人はこれから制作小屋に入る頭の中の整理をしながら、明々後日にくる友達の誕生日、プレゼント、何あげようかって、談笑していた。うーん、なんだろう。何がいいかなー。私が今純粋に作りたいものばかりが思いつく。これはどう？これは？と二人に聞いてみる。でもことごとく、それは作りたいだけでプレゼントになってないよとピシャッと訂正され、ぐるぐるぐると考えて頭が回ってきた。あ！くるっと立ち上がり、私。おぼんつくるーと言い終わらないうちに倉庫へ小走。電気の通っていない暗い倉庫、携帯のライトを照らしながら私、焦っている。いいサイズの木はなく、でも、早くしないと、描きたい衝動が先に走っていって追いつけない。ええい、これで良い！描いてから後で切れば良い！と勢いだけに任せて。ちょうど私が立って、肩から下がすっぽり隠れるくらいの大きさの合板の切れ端を持った。やっと追いつける。こたつテーブルの上が、汚くて、整理するのもめんどくさい。持ってきた長い板を無造作にソファーの上に置く。すわりが悪くて、板が斜めになっているが、気にもできない。最初に黄色のクレヨンを選ぶ。黄色から描くと、その、淡くしかし主張はさほどしてませんけどっていう存在感、が最初の一筆目のドキドキを落ち着かせてくれる。途中から、長い板の右端は私、真ん中にタバコを吸っていた人、左端に制作小屋からひょっこり現れた人、三人並んでそれぞれ思い思いにクレヨンを短くしていった。みんな描く行為は一緒なんだけど、歌うように書いたり、頭の中のイメージを取り出したり、自身のリズムを乗せたり、まるで人によって描くということが一つの動詞でくくられているのが勿体ないくらい色んなスタイルがあって、いや、自分の”描く”しか知らなかっただけなんだろうけど、自分と人との違いをすごく感じた。私はそのみんなの描き方を横目にすると、すこし萎縮し、大事な大事なアクリル絵の具を自分を守るかのように、陣地の中にずっと置いた。終わった。満足げにプシュッと発泡酒を飲みながら、手だけはすこしだけクレヨンや画材道具を整理しながら、絵を眺める。身体の表面がすこし熱く、ピンクっぽくなり、目がキラキラしてくるのが自分でわかった。これは酔っ払ってきたわけではなく、高揚感だ。誕生日プレゼントにという趣旨だった。そして、自分が本当に好きな絵になり、その人を思って描いたものであるのもわかってる。のだけど、それらの思いがあまりにもうまく合致しすぎたのか、その絵のことを好きになりすぎてあげたくなくなってしまった。どうしようかなぁ。絵を眺めながら1日過ぎた。これからおぼんを作るとなると、適当な大きさに切って、周りに枠を付ける作業が必要で、ということは絵の一部が切り取られることになる。どうしようかなぁ。自分から始めたことなのに着地の仕方がわからない。次の日、久しぶりにノコギリ使ったりビスを打ったりするからと、試しにハンガーラックを倉庫にある別の端材を使って作るのはどうだろうと、その流れでおぼんが作れるようなフットワークの軽さが身につくんじゃないかと考えついた。実際に作ってみるとね、その軽い気持ちで作り始めたハンガーラックが、自分が想定していたよりも大作になってしまった。午前中いっぱい使って、2メートルの高さで洋服が2段掛けられるものになり、すっかり疲れて、その日の木工できる体力は使い切ってしまったので、スパッと、何にもしないスイッチに切り替えた。その次の日の朝にはなんだかふつふつと、私の心は、すーっと自然におぼんを作ることに向いてた。ノコギリの握った感じが、ハンガーラックを作った時よりもずっとよくなった。左手と左足で板を抑え、右手ではノコギリを。まっすぐに線を引き、じわじわじわと丁寧に一番最初の切り込みを付ける。ある程度、歯が安定してきたら、引く速度と長さを大きくするとぴーんってまっすぐ歯が進み、綺麗に切れていく。おぼんにするには板の周りを三箇所切ってさらにそこから出た端材を使って、縁を作る。絵を描いたところが余すところなくおぼんになるように、こうかな、こうかなと、ピースを表にしたり、ひっくり返したり、上下逆さま？ここだっとひらめくその瞬間まで試行錯誤する。できた。できたできた。意外と、あっさりできた。あとはヤスリで削って、ニスを塗るだけ。晴れた縁側で作業したから、太陽がよく似合うおぼんができた。一通り作業が終わって、お腹が空いたから、パスタと残りのかぼちゃのスープで簡単にお昼ご飯。料理がこのおぼんで運ばれてきたら、にこにこしてしまうなと。昔仕事していた時の接客を思い出しながら、パスタお持ちしました、と店員さんごっこも軽くした。]]></summary><author><name>Okieffe</name></author><published>2016-04-14T01:55:34+00:00</published><updated>2016-04-14T13:29:43+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<p class="">夕ご飯も食べ終わり、一人ずつ順番にお風呂に入り、私は発泡酒を飲みながら、一人はタバコを吸いながら、一人はこれから制作小屋に入る頭の中の整理をしながら、明々後日にくる友達の誕生日、プレゼント、何あげようかって、談笑していた。</p><p class=""><br></p><p class="">うーん、なんだろう。何がいいかなー。私が今純粋に作りたいものばかりが思いつく。これはどう？これは？と二人に聞いてみる。でもことごとく、それは作りたいだけでプレゼントになってないよとピシャッと訂正され、ぐるぐるぐると考えて頭が回ってきた。</p><p><br></p><p>あ！くるっと立ち上がり、私。おぼんつくるーと言い終わらないうちに倉庫へ小走。</p><p class="">電気の通っていない暗い倉庫、携帯のライトを照らしながら私、焦っている。いいサイズの木はなく、でも、早くしないと、描きたい衝動が先に走っていって追いつけない。</p><p>ええい、これで良い！描いてから後で切れば良い！と勢いだけに任せて。ちょうど私が立って、肩から下がすっぽり隠れるくらいの大きさの合板の切れ端を持った。</p><p><br></p><p class="">やっと追いつける。</p><p><br></p><p>こたつテーブルの上が、汚くて、整理するのもめんどくさい。持ってきた長い板を無造作にソファーの上に置く。すわりが悪くて、板が斜めになっているが、気にもできない。</p><p>最初に黄色のクレヨンを選ぶ。</p><p>黄色から描くと、その、淡くしかし主張はさほどしてませんけどっていう存在感、</p><p>が最初の一筆目のドキドキを落ち着かせてくれる。</p><p><br></p><p>途中から、長い板の右端は私、真ん中にタバコを吸っていた人、左端に制作小屋からひょっこり現れた人、三人並んでそれぞれ思い思いにクレヨンを短くしていった。みんな描く行為は一緒なんだけど、歌うように書いたり、頭の中のイメージを取り出したり、自身のリズムを乗せたり、まるで人によって描くということが一つの動詞でくくられているのが勿体ないくらい色んなスタイルがあって、いや、自分の”描く”しか知らなかっただけなんだろうけど、自分と人との違いをすごく感じた。</p><p>私はそのみんなの描き方を横目にすると、すこし萎縮し、大事な大事なアクリル絵の具を自分を守るかのように、陣地の中にずっと置いた。</p><p><br></p><p>終わった。満足げにプシュッと発泡酒を飲みながら、手だけはすこしだけクレヨンや画材道具を整理しながら、絵を眺める。身体の表面がすこし熱く、ピンクっぽくなり、目がキラキラしてくるのが自分でわかった。これは酔っ払ってきたわけではなく、高揚感だ。</p><p><br></p><p>誕生日プレゼントにという趣旨だった。そして、自分が本当に好きな絵になり、その人を思って描いたものであるのもわかってる。のだけど、それらの思いがあまりにもうまく合致しすぎたのか、その絵のことを好きになりすぎてあげたくなくなってしまった。</p><p><br></p><p>どうしようかなぁ。絵を眺めながら1日過ぎた。これからおぼんを作るとなると、適当な大きさに切って、周りに枠を付ける作業が必要で、ということは絵の一部が切り取られることになる。どうしようかなぁ。自分から始めたことなのに着地の仕方がわからない。</p><p><br></p><p>次の日、久しぶりにノコギリ使ったりビスを打ったりするからと、試しにハンガーラックを倉庫にある別の端材を使って作るのはどうだろうと、その流れでおぼんが作れるようなフットワークの軽さが身につくんじゃないかと考えついた。実際に作ってみるとね、その軽い気持ちで作り始めたハンガーラックが、自分が想定していたよりも大作になってしまった。午前中いっぱい使って、2メートルの高さで洋服が2段掛けられるものになり、すっかり疲れて、その日の木工できる体力は使い切ってしまったので、スパッと、何にもしないスイッチに切り替えた。</p><p><br></p><p>その次の日の朝にはなんだかふつふつと、私の心は、すーっと自然におぼんを作ることに向いてた。</p><p>ノコギリの握った感じが、ハンガーラックを作った時よりもずっとよくなった。左手と左足で板を抑え、右手ではノコギリを。まっすぐに線を引き、じわじわじわと丁寧に一番最初の切り込みを付ける。ある程度、歯が安定してきたら、引く速度と長さを大きくするとぴーんってまっすぐ歯が進み、綺麗に切れていく。</p><p><br></p><p>おぼんにするには板の周りを三箇所切ってさらにそこから出た端材を使って、縁を作る。絵を描いたところが余すところなくおぼんになるように、こうかな、こうかなと、ピースを表にしたり、ひっくり返したり、上下逆さま？ここだっとひらめくその瞬間まで試行錯誤する。</p><p>できた。できたできた。意外と、あっさりできた。あとはヤスリで削って、ニスを塗るだけ。晴れた縁側で作業したから、太陽がよく似合うおぼんができた。</p><p><br></p><p>一通り作業が終わって、お腹が空いたから、パスタと残りのかぼちゃのスープで簡単にお昼ご飯。</p><p>料理がこのおぼんで運ばれてきたら、にこにこしてしまうなと。昔仕事していた時の接客を思い出しながら、パスタお持ちしました、と店員さんごっこも軽くした。</p><p><br></p>
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		</div>
		
]]></content><rights>健康で文化的な生活</rights></entry><entry><title><![CDATA[ローズマリー]]></title><link rel="alternate" href="https://kakumei.localinfo.jp/posts/693786/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/132999/7deb8112b07b01fc68cb04af9d981c11_54e124e1c7eb9e6e6a4903dcd0f42c6c.jpg"></link><id>https://kakumei.localinfo.jp/posts/693786</id><summary><![CDATA[私の家は二つの個室、一つの居間の平屋建てに敷地の中に小屋が二つ、畑になりそうな、雑草庭がある。すぐ隣の奥には大家さんの住む立派なんだけど、とても親近感の持てるお家がある。私の家には、大家のお父さんやお母さんのせっかちにやゆったり歩く音、朝の畑やお庭仕事、咳払いやくしゃみの音が聞こえること、家でまきを燃やして入ってるんだよといってた風呂の湯気を含んだ木が燃えている香りが夕方になると風に乗ってやってくる。なんとなく近くに人が住んでる家がある、ではなく、人が生活することと太陽が一日かけて空を通り過ぎること、が無理なく一緒に流れている家で、それが自分が住む家のすぐとなりに存在している感じにとても安心していた。軽自動車がギリギリ二台すれ違える幅の道路があり、奥側は竹やぶになっていて、その手前には駐車するスペースと庭があり私の家に繋がる。庭にはちょっと粘土質の土の上に色々な草が生えていて、前の住民が好きで植えたのか野生で繁殖したのか、どっちともつかない生え方でハーブが生えている。ただ自由に生き生きとしている植物とこの庭が、お家のこのゆるくてキランと光って、味わいのあるいい雰囲気を作るのに一役買っていることには、間違いない。さらに何にも脈絡なくぽつりと生えているまたは生えてしまった低木になりつつあるローズマリーが、私はなんだか好きで仕方ない。道路ギリギリに生えて、枝の先は道路にはみ出し、自分の重さに耐えられなくなって、横倒れながら、太陽に向かってそこから真上に無理くり伸びようとしている姿。このローズマリーの存在の仕方とそれに和みを感じたことを、心のなかでニコッとして、頭のなかの”ずっと大事にしたい感情と感覚のボックス”にポイっと仕舞った。今度、時が来たら、それとなく、開けて、誰かと共有することを楽しみにした。まぁただ、私がいくら良くてもダメなことはいくらでもある。このローズマリー、道路にはみ出していてよそ様の車傷つけるといけないから、どうにかしないとだね。世間話の端っこにそんなことを漏らしていた大家さんが、ある日の朝、草刈りのついでに、ローズマリー枝を剪定し、雑草と一緒にこんもりと山を作っていた。ちょうど休みだった私は、朝ご飯食べてぼーっとしていた頭をかるく切り替え、寝巻きの上に汚れてもいいジャンバーとジーパンを履き、ズタボロのニューバランスを履き駆け寄っていく。大家さん、草刈りありがとうございますと心からお礼を言って、すぐさま、頭のなかは無造作にかられていくローズマリーを救助することでいっぱいにした。さりげなく、そのこんもりした山からローズマリーと刈り取られた雑草を分け確保する。このローズマリー、使いたいんです。と私。大家のお母さんには、そうなのね、いや、道路にはみ出て危ないなと思ってたからねと、剪定をバトンタッチしてくれた。そうして、私はローズマリーが道路にはみ出ないくらいにしたあと、日光が良く当たるように密集したところの枝も所々切ることにした。いつも遠くから眺めるだけだったローズマリーを実際触って、どんな生え方をしているのかじっくり見る。今まではふわっといいなと思っていただけなのに、これはなんだか強く心惹きつけられて吸い寄せられるような感覚になってきた。そんな愛でながら陶酔しながらローズマリーと戯れていて、気づいたら、玄関の前には剪定したローズマリーがもう一つ、低木のが生えてきたようなボリュームで積まれることになってしまっていた。さて、少しやりすぎた、この量どうしよう。まあいいか。とりあえず、すぐ考えるのをやめ、麻紐を持ってきて、何本かずつ枝を束にして、逆さまに家の中に吊るせるように括り、ドライローズマリーを作ることにした。]]></summary><author><name>Okieffe</name></author><published>2016-04-05T16:06:48+00:00</published><updated>2016-04-06T06:44:59+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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			<p class=""><br></p><p class="">私の家は二つの個室、一つの居間の平屋建てに敷地の中に小屋が二つ、畑になりそうな、雑草庭がある。</p><p>すぐ隣の奥には大家さんの住む立派なんだけど、とても親近感の持てるお家がある。</p><p>私の家には、大家のお父さんやお母さんのせっかちにやゆったり歩く音、朝の畑やお庭仕事、咳払いやくしゃみの音が聞こえること、家でまきを燃やして入ってるんだよといってた風呂の湯気を含んだ木が燃えている香りが夕方になると風に乗ってやってくる。</p><p>なんとなく近くに人が住んでる家がある、ではなく、</p><p>人が生活することと太陽が一日かけて空を通り過ぎること、</p><p>が無理なく一緒に流れている家で、それが自分が住む家のすぐとなりに存在している感じにとても安心していた。</p><p><br></p><p>軽自動車がギリギリ二台すれ違える幅の道路があり、奥側は竹やぶになっていて、その手前には駐車するスペースと庭があり私の家に繋がる。</p><p>庭にはちょっと粘土質の土の上に色々な草が生えていて、前の住民が好きで植えたのか野生で繁殖したのか、どっちともつかない生え方でハーブが生えている。ただ自由に生き生きとしている植物とこの庭が、お家のこのゆるくてキランと光って、味わいのあるいい雰囲気を作るのに一役買っていることには、間違いない。</p><p><br></p><p>さらに何にも脈絡なくぽつりと生えているまたは生えてしまった低木になりつつあるローズマリーが、私はなんだか好きで仕方ない。道路ギリギリに生えて、枝の先は道路にはみ出し、自分の重さに耐えられなくなって、横倒れながら、太陽に向かってそこから真上に無理くり伸びようとしている姿。</p><p><br></p><p>このローズマリーの存在の仕方とそれに和みを感じたことを、心のなかでニコッとして、頭のなかの”ずっと大事にしたい感情と感覚のボックス”にポイっと仕舞った。今度、時が来たら、それとなく、開けて、誰かと共有することを楽しみにした。</p><p><br></p><p>まぁただ、私がいくら良くてもダメなことはいくらでもある。</p><p><br></p><p>このローズマリー、道路にはみ出していてよそ様の車傷つけるといけないから、どうにかしないとだね。</p><p>世間話の端っこにそんなことを漏らしていた大家さんが、ある日の朝、草刈りのついでに、ローズマリー枝を剪定し、雑草と一緒にこんもりと山を作っていた。</p><p class="">ちょうど休みだった私は、朝ご飯食べてぼーっとしていた頭をかるく切り替え、寝巻きの上に汚れてもいいジャンバーとジーパンを履き、ズタボロのニューバランスを履き駆け寄っていく。</p><p>大家さん、草刈りありがとうございますと心からお礼を言って、</p><p>すぐさま、頭のなかは無造作にかられていくローズマリーを救助することでいっぱいにした。さりげなく、そのこんもりした山からローズマリーと刈り取られた雑草を分け確保する。</p><p>このローズマリー、使いたいんです。と私。</p><p class="">大家のお母さんには、そうなのね、いや、道路にはみ出て危ないなと思ってたからね</p><p class="">と、剪定をバトンタッチしてくれた。そうして、私はローズマリーが道路にはみ出ないくらいにしたあと、日光が良く当たるように密集したところの枝も所々切ることにした。</p><p><br></p><p class="">いつも遠くから眺めるだけだったローズマリーを実際触って、どんな生え方をしているのかじっくり見る。今まではふわっといいなと思っていただけなのに、これはなんだか強く心惹きつけられて吸い寄せられるような感覚になってきた。</p><p class="">そんな愛でながら陶酔しながらローズマリーと戯れていて、気づいたら、玄関の前には剪定したローズマリーがもう一つ、低木のが生えてきたようなボリュームで積まれることになってしまっていた。</p><p>さて、少しやりすぎた、この量どうしよう。まあいいか。</p><p>とりあえず、すぐ考えるのをやめ、麻紐を持ってきて、何本かずつ枝を束にして、逆さまに家の中に吊るせるように括り、ドライローズマリーを作ることにした。</p>
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]]></content><rights>健康で文化的な生活</rights></entry><entry><title><![CDATA[コーヒーからはじまる一日]]></title><link rel="alternate" href="https://kakumei.localinfo.jp/posts/684115/"></link><link rel="enclosure" type="image/jpeg" href="https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/132999/3dac5d41be5a8c481b8ac55c5636d24a_99a6f129aebb04126f511ee4e6ef1bbf.jpg"></link><id>https://kakumei.localinfo.jp/posts/684115</id><summary><![CDATA[まずお湯を沸かし、トースターにパンを放り込み、コーヒー豆はどれがいいかなと順番に指差しながら、これっと決める。そして手動ミルで選んだ豆をゴリゴリと挽く。くすんだ水色のホーローのやかんから、沸騰する直前の蒸気の揺れの音が聞こえると、コンロの火を止め、まずはコーヒーの器具を、次にマグカップにお湯を注ぎ、温める。そこまで来ると、眠そうに髪の毛をボサボサと掻き、寝巻きのウエスト部分に左手を突っ込みながら、彼がキッチンに近づいてくる。彼は、トースターの窓からパンの焼け具合をじっと見て、彼なりのちょうどいいと思うタイミングを見極める。しかし、ここだというタイミングで開けても、焦げ具合が思ったよりも薄く”まだだった”と閉め、うっすら赤くなった扉越しに眺めながら待つ。これは、毎日のお決まりの光景になりつつある。パンとコーヒーの香りが広がって、いただきますとサラッと口から出た言葉もいっしょにむしゃむしゃと食べる。この一日の始まりはベットにいた時のゆったりした気分から、それぞれの日中の活動までの体と心のグラデーションを作るのに必要だなとぼんやり思う。さて、今日は何しようか。どんな一日になるんだろうか。”こうしようと思ったこと”はどれくらいできて、”こうしようと思っていたこと以外”のことはどれくらいになるんだろうか。ただ、何が起きても楽しいことが多いと嬉しいんだけど。彼を送り出し、昨夜、イラストレーターを開き、日本酒を飲みながら、思いのままにロゴをデザインしていたことを思い出す。一夜寝かした、ロゴは朝見ても、いいなと思うものだったのでそれを元にまず、看板を作ることにした。倉庫の中から適当な木を持ってきて、きれいに掃除をする。アクリル絵具のチューブと筆をもつ手。ふーっと集中する。私はどこにいるのか、今は何時なのか、春なのか夏なのか、暑いのか寒いのか、晴れているのか雨なのか、お腹が空いているのかどうか、絵を描いているとき、絵を描くこと以外のすべての感覚が気を使っているみたいにひっそりと息をひそめる。描き終わったとき、なんだかパッとしない、入ってくる光も薄い室内に私はいた。蛍光灯はなるべくすれば点けたくはないんだよな。でも点けないと暗いな。蛍光灯のあの独特の青白い、硬質なひかりが好きではないんだよな。そんな息を潜めていた感覚が、じわっと私の頭に流れ込んできて、しまいにはお腹が空く。あ、もう、お昼の時間だ。]]></summary><author><name>Okieffe</name></author><published>2016-04-02T07:52:33+00:00</published><updated>2016-04-05T06:17:56+00:00</updated><content type="html"><![CDATA[
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